2017年05月11日
職人から勝負師へ変わったレジー
sahaっす
ドラフト終了。色々あって今更の更新となってしまいました。
期間中は仕事で初日の1巡と中日の2巡&3巡はRAIDERSの指名をスマチラ。
レジーがスリーパーを引き当てるであろう、最終日4巡査~7巡は4巡指名前に寝落ちと1巡査から7巡査まで1度もたりとも指名の瞬間を見ることができなかった今年のドラフト。
結果的に僕の予想(希望)は見事に全部外れ、指名権をひとつ増やしたRAIDERSは9人を指名し、2017年ドラフトの結果は以下のようになりました。
Round 1: Gareon Conley, CB, Ohio State
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Round 2: Obi Melifonwu, S, Connecticut
オビ・メリフォヌ (コネチカット)
Round 3: Eddie Vanderdoes, DT, UCLA
エディ・バンダードーズ (UCLA)
Round 4: David Sharpe, OT, Florida
デヴィド・シャープ (フロリダ)
Round 5: Marquel Lee, LB, Wake Forest
マーケル・リー (ウェイクフォレスト)
Round 7a: Shalom Luani, S, Washington State
シュロム・ルアニ (ワシントン州立)
Round 7b: Jylan Ware, OT, Alabama State
ジェイラン・ウェアー (アラバマ州立)
Round 7c: Elijah Hood, RB, North Carolina
イライジャ・フード (ノースカロライナ)
Round 7d: Treyvon Hester, DT, Toledo
トレイボン・ヘスター (トレド)
ドラフト後、各メディアの記事を斜め読みしましたが、どの評価も勝ち組でもなく負け組でもなくといったところ。
個人的には、即戦力が例年より多く出るか否かのギャンブル性高めのドラフトだったと感じています。
ルーキーキャンプとUDFA(トライアウト含む)との契約も一旦落ち着きましたが、職人レジーの配分はドラフト80% UDFA20%ぐらいの割合であるからして、ドラフトが終わると同時にUDFAという楽しみもあるわけです。
ドラフトで指名しなかったWRやTEをUDFAで決めにかかっているレジーですがその選択を見ると職人から勝負師へ変わりつつあるようです。
Round 1: #2 Gareon Conley, CB, Ohio State
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Height:6 ft 1 in (1.85 m)Weight:195 lb (88 kg)
GRADE 6.01
初日の1巡は他チームのトレードアップやらで何かしら予想と狂う傾向にありますが、コンリーを指名がサプライズと思われるとするならばレイプ疑惑が晴れていない中で、1巡指名を受けたということで、能力的には1巡TOPクラスです。今年は豊作と言われたCBで1巡で最初に指名を受けたマーション・ラティモア(NO11位)は同じチームでドラフト前から高い評価を受けていましたが、同校での実績や汎用性からコンリーもラティモアに劣らない評価を受けていました(事実コンバインの記録もラティモアとほぼ同じ記録を残しています)。
結果CBでは、アラバマのマーロン・ハンフリー(BAL16位)とUSCのアドリー・ジャクソン(TEN18位)に次ぐ4番目の指名となりましたが前述した疑惑がなければ、もっと上の順位で指名を受けていた可能性は十分あります。
ここで気になるのは、仮にMLB(ILB)ジャロッド・デヴィス(フロリダ)が24位まで落ちていたらデヴィスを指名していたか否かということ。※デヴィスは1巡21位でDETが指名
その疑問を解決するヒントとしては、ドラッグテストにひっかかったILB(MLB)プロスペクトトップのルーベン・フォスター(アラバマ)をスルーして指名したのがCBコンリーであったことにあります。
レジーが素行を気にするのであれば、種類は違いますがレイプ疑惑のあるコンリーもスルーしていたと思います。
つまり、レジーの中での1巡指名はILB(MLB)ではなかったということになります。
サイズ、運動能力、ボールスキル、テクニック、タックル能力など、非常にバランスが取れていてスピードもあるコンリーは、すぐにでもスロットで使うことが出来るはずです。
2013年1巡で同じCB D.J.ヘイデンを指名したレジーのリベンジとも捉えられるピックです。
コンリーの疑惑が1日も早く晴れることを願っています。
ハイライトはこちら
Round 2: #20 Obi Melifonwu, S, Connecticut
オビ・メリフォヌ (コネチカット)
Height:6 ft 4 in (1.93 m)Weight:224 lb (102 kg)
GRADE 5.77
中日となる2日目は2巡と3巡指名。
去年はDE ジハド・ウォード(イリノイ)を指名した2巡。出来れば知ってる選手をと願っていましたが、スマホをチラ見してホッとしました。
メリフォヌは1巡指名を受けても不思議ではない長身且つ抜群の運動能力を持つ長身セーフティです。
実はレジーが1巡のターゲットにしていたのはメリフォヌだったとの話もあります。
コンリーが予想外に落ちてきたことでメリフォヌを1巡指名から外したものの、2巡で操作することなくメリフォヌを指名できたことはラッキーでした。
3月に開催されたコンバインのフォーティーではセーフティカテゴリで最速4.40を記録し、垂直飛びでも44.0とトップの記録。身体能力はモンスターです。
しかし、カレッジではテクニックでは体躯とスピードに任せたプレーが目立つため、一部にはアル爺的ピックと揶揄する声もあるようですが、R・ウッドソンの指導によりテクニックを身に付ければNFLでトップクラスのSになるとも言われています。
また、SとしてだけでなくDBであればどこでもこなせる汎用性も併せ持っているだけに、コーチ陣としても色々な使い方を考えているようです。
おそらく2017シーズンも、K・ジョセフをSS、R・ネルソンをFSに配置するということになると思いますがメリフォヌはそのどちらにも対応できるポテンシャルを持っていますので、洗練されればジョセフにとっても最高のパートナーとなるでしょう。今後最低8年はオビ&ジョセフのDuoで楽しめそうです。
ハイライトはこちら
Round 3: #94 Eddie Vanderdoes, DT, UCLA
エディ・バンダードーズ (UCLA)
Height:6 ft 3 in (1.91 m)Weight:325 lb (147 kg)
GRADE 5.63
1巡と2巡でセカンダリを指名したレジーが3巡以降でフロント7を指名するのは当然。
3巡で指名したのは、UCLAのDT エディ・バンダードズでした。
UCLAで3年間スターターを務めたバンダードーズは、1年時にFreshman All-Americaに選出され、2年時も順調にキャリアを積むが3年時の開幕戦でACLを断裂しシーズン終了となってしまいますが、復活して挑んだ2016年シーズンは体重の増減などコンディション不足から時折プレーに冴えが見られないこともありました。
しかし、コンバインには減量し臨み運動能力の高さを見せます。
シニアボウルでのインタビューでもACL断裂からの復活で精神的にもひと回り強くなったとコメントしています。
優れたバランス感覚と強い上半身でダブルチームにも対応でき、効果的なパスラッシュの動き からクラブ、スイム、ブルラッシュ、スピン&スピン、カウンターとDLであれば、どこでもこなせる汎用性とテクニックが強みでありレジーのお眼鏡にかなったと言えるでしょう。
ダン・ウィリアムスを放出したことで即戦力を欲しているDTとしてバンダードーズにかかる期待は大きいです。
ハイライトはこちら
Round 4: #71 David Sharpe, OT, Florida
デヴィド・シャープ (フロリダ)
Height:6 ft 6 in (1.98 m)Weight:343 lb (155 kg)
GRADE 5.68
3巡までにディフェンス3選手を指名したレジーは4巡で流れを変えOTを指名します。
シャープはフロリダゲーターズでLTとして26試合に出場し、同校の息子でQBを務めるHC ジャック・デルリオの息子ルーク・デルリオのブラインドサイドを守っていました。右目が盲目との噂が出ましたが、検査の結果その疑いも晴れ指名に至ったようです。
シャープは必要とされるLT D・ペンのバックアップに入ると思われ、OLコーチのM・タイスはシャープの適正を今後見極めていくことになります。
これにより、課題とされるRTは#74 V・アレクサンダー、#79 D・カークランド、#77 O・ハワード、#73 M・ニューハウスで争うことになりそうです。
ドラフト終了。色々あって今更の更新となってしまいました。
期間中は仕事で初日の1巡と中日の2巡&3巡はRAIDERSの指名をスマチラ。
レジーがスリーパーを引き当てるであろう、最終日4巡査~7巡は4巡指名前に寝落ちと1巡査から7巡査まで1度もたりとも指名の瞬間を見ることができなかった今年のドラフト。
結果的に僕の予想(希望)は見事に全部外れ、指名権をひとつ増やしたRAIDERSは9人を指名し、2017年ドラフトの結果は以下のようになりました。
Round 1: Gareon Conley, CB, Ohio State
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Round 2: Obi Melifonwu, S, Connecticut
オビ・メリフォヌ (コネチカット)
Round 3: Eddie Vanderdoes, DT, UCLA
エディ・バンダードーズ (UCLA)
Round 4: David Sharpe, OT, Florida
デヴィド・シャープ (フロリダ)
Round 5: Marquel Lee, LB, Wake Forest
マーケル・リー (ウェイクフォレスト)
Round 7a: Shalom Luani, S, Washington State
シュロム・ルアニ (ワシントン州立)
Round 7b: Jylan Ware, OT, Alabama State
ジェイラン・ウェアー (アラバマ州立)
Round 7c: Elijah Hood, RB, North Carolina
イライジャ・フード (ノースカロライナ)
Round 7d: Treyvon Hester, DT, Toledo
トレイボン・ヘスター (トレド)
ドラフト後、各メディアの記事を斜め読みしましたが、どの評価も勝ち組でもなく負け組でもなくといったところ。
個人的には、即戦力が例年より多く出るか否かのギャンブル性高めのドラフトだったと感じています。
ルーキーキャンプとUDFA(トライアウト含む)との契約も一旦落ち着きましたが、職人レジーの配分はドラフト80% UDFA20%ぐらいの割合であるからして、ドラフトが終わると同時にUDFAという楽しみもあるわけです。
ドラフトで指名しなかったWRやTEをUDFAで決めにかかっているレジーですがその選択を見ると職人から勝負師へ変わりつつあるようです。
Round 1: #2 Gareon Conley, CB, Ohio State
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Height:6 ft 1 in (1.85 m)Weight:195 lb (88 kg)
GRADE 6.01
初日の1巡は他チームのトレードアップやらで何かしら予想と狂う傾向にありますが、コンリーを指名がサプライズと思われるとするならばレイプ疑惑が晴れていない中で、1巡指名を受けたということで、能力的には1巡TOPクラスです。今年は豊作と言われたCBで1巡で最初に指名を受けたマーション・ラティモア(NO11位)は同じチームでドラフト前から高い評価を受けていましたが、同校での実績や汎用性からコンリーもラティモアに劣らない評価を受けていました(事実コンバインの記録もラティモアとほぼ同じ記録を残しています)。
結果CBでは、アラバマのマーロン・ハンフリー(BAL16位)とUSCのアドリー・ジャクソン(TEN18位)に次ぐ4番目の指名となりましたが前述した疑惑がなければ、もっと上の順位で指名を受けていた可能性は十分あります。
ここで気になるのは、仮にMLB(ILB)ジャロッド・デヴィス(フロリダ)が24位まで落ちていたらデヴィスを指名していたか否かということ。※デヴィスは1巡21位でDETが指名
その疑問を解決するヒントとしては、ドラッグテストにひっかかったILB(MLB)プロスペクトトップのルーベン・フォスター(アラバマ)をスルーして指名したのがCBコンリーであったことにあります。
レジーが素行を気にするのであれば、種類は違いますがレイプ疑惑のあるコンリーもスルーしていたと思います。
つまり、レジーの中での1巡指名はILB(MLB)ではなかったということになります。
サイズ、運動能力、ボールスキル、テクニック、タックル能力など、非常にバランスが取れていてスピードもあるコンリーは、すぐにでもスロットで使うことが出来るはずです。
2013年1巡で同じCB D.J.ヘイデンを指名したレジーのリベンジとも捉えられるピックです。
コンリーの疑惑が1日も早く晴れることを願っています。
ハイライトはこちら
Round 2: #20 Obi Melifonwu, S, Connecticut
オビ・メリフォヌ (コネチカット)
Height:6 ft 4 in (1.93 m)Weight:224 lb (102 kg)
GRADE 5.77
中日となる2日目は2巡と3巡指名。
去年はDE ジハド・ウォード(イリノイ)を指名した2巡。出来れば知ってる選手をと願っていましたが、スマホをチラ見してホッとしました。
メリフォヌは1巡指名を受けても不思議ではない長身且つ抜群の運動能力を持つ長身セーフティです。
実はレジーが1巡のターゲットにしていたのはメリフォヌだったとの話もあります。
コンリーが予想外に落ちてきたことでメリフォヌを1巡指名から外したものの、2巡で操作することなくメリフォヌを指名できたことはラッキーでした。
3月に開催されたコンバインのフォーティーではセーフティカテゴリで最速4.40を記録し、垂直飛びでも44.0とトップの記録。身体能力はモンスターです。
しかし、カレッジではテクニックでは体躯とスピードに任せたプレーが目立つため、一部にはアル爺的ピックと揶揄する声もあるようですが、R・ウッドソンの指導によりテクニックを身に付ければNFLでトップクラスのSになるとも言われています。
また、SとしてだけでなくDBであればどこでもこなせる汎用性も併せ持っているだけに、コーチ陣としても色々な使い方を考えているようです。
おそらく2017シーズンも、K・ジョセフをSS、R・ネルソンをFSに配置するということになると思いますがメリフォヌはそのどちらにも対応できるポテンシャルを持っていますので、洗練されればジョセフにとっても最高のパートナーとなるでしょう。今後最低8年はオビ&ジョセフのDuoで楽しめそうです。
ハイライトはこちら
Round 3: #94 Eddie Vanderdoes, DT, UCLA
エディ・バンダードーズ (UCLA)
Height:6 ft 3 in (1.91 m)Weight:325 lb (147 kg)
GRADE 5.63
1巡と2巡でセカンダリを指名したレジーが3巡以降でフロント7を指名するのは当然。
3巡で指名したのは、UCLAのDT エディ・バンダードズでした。
UCLAで3年間スターターを務めたバンダードーズは、1年時にFreshman All-Americaに選出され、2年時も順調にキャリアを積むが3年時の開幕戦でACLを断裂しシーズン終了となってしまいますが、復活して挑んだ2016年シーズンは体重の増減などコンディション不足から時折プレーに冴えが見られないこともありました。
しかし、コンバインには減量し臨み運動能力の高さを見せます。
シニアボウルでのインタビューでもACL断裂からの復活で精神的にもひと回り強くなったとコメントしています。
優れたバランス感覚と強い上半身でダブルチームにも対応でき、効果的なパスラッシュの動き からクラブ、スイム、ブルラッシュ、スピン&スピン、カウンターとDLであれば、どこでもこなせる汎用性とテクニックが強みでありレジーのお眼鏡にかなったと言えるでしょう。
ダン・ウィリアムスを放出したことで即戦力を欲しているDTとしてバンダードーズにかかる期待は大きいです。
ハイライトはこちら
Round 4: #71 David Sharpe, OT, Florida
デヴィド・シャープ (フロリダ)
Height:6 ft 6 in (1.98 m)Weight:343 lb (155 kg)
GRADE 5.68
3巡までにディフェンス3選手を指名したレジーは4巡で流れを変えOTを指名します。
シャープはフロリダゲーターズでLTとして26試合に出場し、同校の息子でQBを務めるHC ジャック・デルリオの息子ルーク・デルリオのブラインドサイドを守っていました。右目が盲目との噂が出ましたが、検査の結果その疑いも晴れ指名に至ったようです。
シャープは必要とされるLT D・ペンのバックアップに入ると思われ、OLコーチのM・タイスはシャープの適正を今後見極めていくことになります。
これにより、課題とされるRTは#74 V・アレクサンダー、#79 D・カークランド、#77 O・ハワード、#73 M・ニューハウスで争うことになりそうです。
Round 5: #55 Marquel Lee, LB, Wake Forest
マーケル・リー (ウェイクフォレスト)
Height:6 ft 3 in (1.91 m)Weight:240 lb (109 kg)
GRADE 5.20
高いニーズであるとILB(MLB)を指名したのは5巡目でした。
カレッジでは昨年RAIDERSが敷いた4-2-5ディフェンスのILBとして3年間経験を積んだリー。
レジーが興味を持ったのはコンバイン後だそうで、メディアの評価が低かったのはハイライト(動画)の少なさが関係しているとも言われています。
嗅覚とランに対する反応は既にNFLレベルにあると言われていますし、実力的にはサイズも似ているザック・カニンガム (ヴァンダービルト)より上だという意見さえあります。
2016年は105タックル、20ロスタックル、7.5サック、3ファンブルフォースを記録。
カバレッジ能力に難ありとの声もありますが、伸びしろもあり、暫くはスペシャルチームでカバレッジ能力を鍛え上げる必要がありますが、化ければ早期にMLBとして活躍できるポテンシャルも秘めています。
ハイライトはこちら
Round 7a: #26 Shalom Luani, S, Washington
シャロム・ルアニ (ワシントン州立)
Height:6 ft 0 in (1.83 m)Weight:201 lb (91 kg)
GRADE 4.99
サモア出身のセーフティ。
カレッジではLB / Sハイブリッドとしてプレーし、プレーメーカーとして名を馳せました。
フットワークが良く、2年間で157タックル、8インターセプトを記録していますが、逆にミスタックル等も41と改善が必要と言われています。
身体能力は高いだけにレジーはそのポテンシャルに賭けているようです。
まずは、スペシャルチームでの活躍に期待されていますが、コーチの指導によってタックルの技術が改善されればDBの戦力として化ける可能性も秘めているスリーパーかもしれません。
ハイライトはこちら
Round 7b: #69 Jylan Ware, OT, Alabama State
ジェイラン・ウェアー (アラバマ州立)
Height:6 ft 8 in (2.03 m)Weight:295 lb (134 kg)
GRADE 5.21
RAIDERSは2人目のOTを7巡で指名しました。
アラバマ州立は有名校ではありませんが、そこで3年間先発を務めたビッグサイズのOT指名は一部で賞賛されています。
CBSのアナリストはGRADE Bを与えました。
「ウェアは高い成長率を持つ開発的なOTの見通しだ」と語った。また「NFLフレーム」があるとも付け加えています。
ウェアは語ります。
「これは素晴らしいことだ。ドラフトされたということは、チームが私を持つ必要があると思ったことを意味する。選手にとって最高の栄誉だ」こういう選手を追いかけるのも楽しみ方のひとつです。
Round 7c: #34 Elijah Hood, RB, North Carolina
イライジャ・フード (ノースカロライナ)
Height:6 ft 0 in (1.83 m)Weight:220 lb (100 kg)
GRADE 4.99
「何て言っていいか分からないけど、僕の人生最高の日のひとつだ。まだ夢を見ている気分だ。」
フードは完全なるダウンヒルランナーといえます。とにかく前へ前へ前進あるのみといった感じです。
カレッジ3年間で残した記録は2,580 yards on 430 carries, in addition to 29 rushing touchdowns.
平均獲得Ydsは6.0。
3rdダウンショートやGoal to goとシチュエーションでは力を発揮するでしょう。
ただキャッチは苦手で、ブロックも苦手。
横への動きも苦手です。
ただ、タックルされようが何をされようがお構い無しに、前に前にと突き進もうとする姿は良いと思います。
今シーズン、RBにはBEAST MODE M・リンチを筆頭に、J・リシャード&D・ワシントンの2年目コンビ、それに加えてFB J・オラワレ等がいます。そこに割って入るのは至難の技。
しかし、対戦チームとの戦術如何ではロスターに登録されるチャンスがあるかもしれません。
ハイライトはこちら
Round 7d: #90 Treyvon Hester, DT, Toledo
トレイボン・ヘスター (トレド)
Height:6 ft 2 in (1.88 m)Weight:300 lb (136 kg)
GRADE 5.18
ラストにレジーが指名したのはDTでした。
D・ウィリアムスとS・マギーが抜けた穴を埋めるべく指名した3巡エディ・バンダードズ (UCLA)とトレイボン・ヘスター (トレド)。
運動能力が高く反応も良く、スピードもあり、加えてパワーもあり手の使い方も巧みとのこと。
逆に弱点も色々あるようですが、それは7巡指名。
カレッジ4年間で161タックル、ロスタックル32、サック13を記録。
DTはドラフト組2人に、J・エリス、D・オートリー、D・レイサムでローテーションすることになりそうです。
オートリーもレイサムも元はUDFAです、WASに移籍したS・マギーも2013年の6巡でした。
レジーが選んだ下位指名は時々当たりが含まれていますので、ヘスターも当たる可能性は十分あると思います。
さて、冒頭で触れたようにレジーと言えばUDFAも見逃せません。
今年はUDFAでもギャンブル性の高い選手と契約しています。
UDFA:#8 Ishmael Zamora, WR, Baylor
イスマエル・ザモラ (ベイラー)
Height:6 ft 4 in (1.93 m)Weight:220 lb (99 kg)
GRADE 5.42
レジーのギャンブルその1
かのジョシュ・ゴードンと似ているタイプと言えば分かりやすいでしょうか。
ドラフトされなかった理由は飼い犬をベルトでしばき倒す動画が拡散され動物虐待の犯罪者としてレッテルを貼られたことにあります。
しかし、ザモラのサイズ(193㎝)と強さ(RAC)とスピード(プロデイ40Yds4.53)は、相手チームに取っては脅威となることでしょう。
ルートが極端に限られていることが難点とされていますが、これが少しでも改善されればモンスターと成りうる可能性は大です。
ハイライトはこちら
UDFA :#81 Pharoah Brown, WR/TE, Oregon
ファラオ・ブラウン (オレゴン)
Height:6 ft 6 in (1.98 m)Weight:240 lb (109 kg)
GRADE 4.96
レジーのギャンブルその2
2014年に負った脚の大ケガや、数々の暴力事件などブラウンの過去は、2016年の復活やコンバインの好記録(ベンチプレスTEカテトップタイ24回)でも払拭することが出来ず、ドラフトで指名を受けることはありませんでした。
そこを狙っていたのがレジーでした。
今シーズンの先発TEはJ・クックが務めることになるのでしょう。
しかし2番手をC・ウォルフォードかL・スミスで争うという考え方は時期尚早。
ブラウンのポテンシャルは未知数なだけに、もしかしたらもしかするかもです。
ハイライトはこちら
まだ気になる選手が何人かいますが、UDFAはとりあえずこの辺で。
でも、やっぱこの人ですかね。今年は。
saha4678 at 01:00│Comments(12)│RAIDERS DRAFT 2017
この記事へのコメント
1. Posted by mat 2017年05月11日 23:35
今年のドラフトはニーズをしっかり埋めてきたので僕的には満足しています。
2. Posted by mat 2017年05月11日 23:50
途中で送ってしまいました。
コンリーは昨年ボロボロだったディープ守備を改善できるポテンシャルを持っていると思います。
メリフォンウはこれまたウィークポイントだったTEカバーとラン守備を向上してくれるはずです。SブリッツなどD#のレパートリーが増えることでマックの負担も減るでしょう。
しかしレジーってやっぱり色んな理由で落ちてきた選手が好きですね(笑)
コンリーは昨年ボロボロだったディープ守備を改善できるポテンシャルを持っていると思います。
メリフォンウはこれまたウィークポイントだったTEカバーとラン守備を向上してくれるはずです。SブリッツなどD#のレパートリーが増えることでマックの負担も減るでしょう。
しかしレジーってやっぱり色んな理由で落ちてきた選手が好きですね(笑)
3. Posted by vinta 2017年05月13日 17:28
vintaです。
ドラフトは見事に♯D中心でしたね。フロントの抵抗というか圧力を増やして、DBで絞めていくという基本に忠実な補強だと思います。
1巡はヘルシー、クリーン、即戦力が望ましいので、コンリーの指名は少し動揺しました。ただ、この人は相手WRにくっつくだけじゃなくボールを取りにいけますからね、いいCBなんですよ。真面目にフットボールしてもらいたい、それだけ。
メリフォンウは、滞空時間の長いジャンプでボールを叩き落とす、体系だけ見ているとバスケの選手のよう、期待です。
ドラフトは見事に♯D中心でしたね。フロントの抵抗というか圧力を増やして、DBで絞めていくという基本に忠実な補強だと思います。
1巡はヘルシー、クリーン、即戦力が望ましいので、コンリーの指名は少し動揺しました。ただ、この人は相手WRにくっつくだけじゃなくボールを取りにいけますからね、いいCBなんですよ。真面目にフットボールしてもらいたい、それだけ。
メリフォンウは、滞空時間の長いジャンプでボールを叩き落とす、体系だけ見ているとバスケの選手のよう、期待です。
4. Posted by #00 2017年05月14日 04:45
ハイライト特集ありがとうございます。
今年はデカくてパワフルなのが多い印象ですね、野郎共がB&Sに身を固めた姿を想像するとワクワクします。
ニーズを確実に埋めて行ったドラフトでしたね。
例年、下位指名からも即戦力が出ていますし、今年はどの野郎が躍りだしてくるのか楽しみです。
コンリーのレイプ疑惑がちょっと心配ですけど……。
今年はデカくてパワフルなのが多い印象ですね、野郎共がB&Sに身を固めた姿を想像するとワクワクします。
ニーズを確実に埋めて行ったドラフトでしたね。
例年、下位指名からも即戦力が出ていますし、今年はどの野郎が躍りだしてくるのか楽しみです。
コンリーのレイプ疑惑がちょっと心配ですけど……。
5. Posted by ふて猫 2017年05月14日 19:25
やはり#Dの強化なくして地区優勝は厳しいですね😅それにしても、何とかオークランドにいるうちにスーパーボウル制覇したいものですがね。何時かこのドラフトが実を結んで欲しいですね
6. Posted by John rider 2017年06月23日 21:22
2500萬$の男 OAKに爆誕!
来年はマックがDE最高額になるでしょうし、
今後はキャップとの戦いになっていくんですね…
正に嬉しい悲鳴(笑)
来年はマックがDE最高額になるでしょうし、
今後はキャップとの戦いになっていくんですね…
正に嬉しい悲鳴(笑)
7. Posted by saha 2017年08月09日 01:43
>matさん
コンリーはNo.22に決まったようですね。
身の潔白も証明されドラ1らしい活躍を期待しています。
メリフォンヌはRAIDERSの選手としては珍しいタイプのように見えます。
TEのカバーなど実際どのぐらいやれるのか楽しみにしています。
コンリーはNo.22に決まったようですね。
身の潔白も証明されドラ1らしい活躍を期待しています。
メリフォンヌはRAIDERSの選手としては珍しいタイプのように見えます。
TEのカバーなど実際どのぐらいやれるのか楽しみにしています。
8. Posted by saha 2017年08月09日 01:53
>vintaさん
確かに、コンリー1巡指名は当時ちょっとどうかな…と思いましたが、
月日が経ちドラフト以降の記事を読むと、vintaさん仰るとおり良いCBのようですね。
スミスの調子があまりよくないようですので、シーズン中にアマーソンとのコンビを
形成することも出てくるでしょうし、当時あの状況でドラ1で指名したレジーの期待に
応えてほしい気持ちも強いです。
メリフォンウが当たりなら最高ですけどw
確かに、コンリー1巡指名は当時ちょっとどうかな…と思いましたが、
月日が経ちドラフト以降の記事を読むと、vintaさん仰るとおり良いCBのようですね。
スミスの調子があまりよくないようですので、シーズン中にアマーソンとのコンビを
形成することも出てくるでしょうし、当時あの状況でドラ1で指名したレジーの期待に
応えてほしい気持ちも強いです。
メリフォンウが当たりなら最高ですけどw
9. Posted by saha 2017年08月09日 02:01
>#00さん
コンリーの疑惑消滅助かりましたね。
結果、ニーズを埋めた良いドラフトでしたね。
ただ、MLBについてはリーがどれほどやれるのかわかりません。
難しいところですが、ここはシーズン当初からリー以外であっても
誰かに定着してほしいですね。
コンリーの疑惑消滅助かりましたね。
結果、ニーズを埋めた良いドラフトでしたね。
ただ、MLBについてはリーがどれほどやれるのかわかりません。
難しいところですが、ここはシーズン当初からリー以外であっても
誰かに定着してほしいですね。
10. Posted by saha 2017年08月09日 02:07
>ふて猫さん
ターンオーバーを連発するようなディフェンスが見たいですね。
地区優勝のカギはKC戦連勝にあると思っています。
今年こと地区優勝しカーと共にプレイオフへ進んでもらいたいです。
ターンオーバーを連発するようなディフェンスが見たいですね。
地区優勝のカギはKC戦連勝にあると思っています。
今年こと地区優勝しカーと共にプレイオフへ進んでもらいたいです。
11. Posted by saha 2017年08月09日 02:12
>John raiderさん
年俸でもスターらしく成長したカーが怪我なくプレイオフへ行けたら
何か起こりそうな気がしますね。
そして、マック。
シーズン30サックが期待できるなんて話もあったりなかったりですが
マックなら現実に達成するかもしれませんね♪
年俸でもスターらしく成長したカーが怪我なくプレイオフへ行けたら
何か起こりそうな気がしますね。
そして、マック。
シーズン30サックが期待できるなんて話もあったりなかったりですが
マックなら現実に達成するかもしれませんね♪
12. Posted by saha 2017年08月09日 02:12
>John raiderさん
年俸でもスターらしく成長したカーが怪我なくプレイオフへ行けたら
何か起こりそうな気がしますね。
そして、マック。
シーズン30サックが期待できるなんて話もあったりなかったりですが
マックなら現実に達成するかもしれませんね♪
年俸でもスターらしく成長したカーが怪我なくプレイオフへ行けたら
何か起こりそうな気がしますね。
そして、マック。
シーズン30サックが期待できるなんて話もあったりなかったりですが
マックなら現実に達成するかもしれませんね♪