sahaっす。
後編は以下です。

■今年が実質プロ入り1年目のQBテレル・プライヤー{後編}

昨季レイダースは前年オフェンスコーディネーターを務めたヒュー・ジャクソンを監督へ昇格させ、QBジェイソン・キャンベルを先発に開幕4勝2敗の成績を上げていた。しかし5週目対テキサンズ戦の前日にオーナーのアル・デービスが亡くなり、6週目の対ブラウンズ戦ではキャンベルが鎖骨骨折でシーズン終了となった。
急遽先発QB探しに奔走したジャクソンは、USCオフェンスコーディネーター時代に接触のあったQBカーソン・パーマーに目をつけ、試合2日後にはベンガルズとのトレードにこぎつけた。2012年の1巡指名権と2013年の2巡指名権(ベンガルズが2011年か2012年にディビジョナルプレーオフに勝てば1巡指名権へ切り替え)という巨大な代償を払っての獲得となった。
パーマーのトレードは10月18日に合意され、レイダースの試合に出場するのはバイウィーク明けの11月6日対ブロンコス戦と予想されていた。しかし10月23日の対チーフス戦での先発したQBカイル・ボーラーの出来が思わしくなく、ろくに練習もしないまま試合に借り出された。そしてこの試合はフォールススタートでプレーが台無しになったプライヤーのNFLデビュー戦にもなった。
1972年以来オーナーのアル・デービスがGM兼任のレイダースでデービスがいなくなり、先発QBが故障者リスト入りし、監督ジャクソンがほぼ独断でトレードを強行し、法外な代償を払ってパーマーを先発QBに迎えた。おまけに昨季のレイダースにはQBコーチもいなかった。テレル・プライヤーのルーキーイヤーには自身の問題のみならず、チーム内にも大問題がごろごろ転がっていた。