RAIDERS DRAFT 2017

2017年05月11日

職人から勝負師へ変わったレジー

sahaっす

ドラフト終了。色々あって今更の更新となってしまいました。
期間中は仕事で初日の1巡と中日の2巡&3巡はRAIDERSの指名をスマチラ。
レジーがスリーパーを引き当てるであろう、最終日4巡査~7巡は4巡指名前に寝落ちと1巡査から7巡査まで1度もたりとも指名の瞬間を見ることができなかった今年のドラフト。

結果的に僕の予想(希望)は見事に全部外れ、指名権をひとつ増やしたRAIDERSは9人を指名し、2017年ドラフトの結果は以下のようになりました。

Round 1: Gareon Conley, CB, Ohio State
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Round 2: Obi Melifonwu, S, Connecticut
オビ・メリフォヌ (コネチカット)
Round 3: Eddie Vanderdoes, DT, UCLA
エディ・バンダードーズ (UCLA)
Round 4: David Sharpe, OT, Florida
デヴィド・シャープ (フロリダ)
Round 5: Marquel Lee, LB, Wake Forest
マーケル・リー (ウェイクフォレスト)
Round 7a: Shalom Luani, S, Washington State
シュロム・ルアニ (ワシントン州立)
Round 7b: Jylan Ware, OT, Alabama State
ジェイラン・ウェアー (アラバマ州立)
Round 7c: Elijah Hood, RB, North Carolina
イライジャ・フード (ノースカロライナ)
Round 7d: Treyvon Hester, DT, Toledo
トレイボン・ヘスター (トレド)

ドラフト後、各メディアの記事を斜め読みしましたが、どの評価も勝ち組でもなく負け組でもなくといったところ。
個人的には、即戦力が例年より多く出るか否かのギャンブル性高めのドラフトだったと感じています。

ルーキーキャンプとUDFA(トライアウト含む)との契約も一旦落ち着きましたが、職人レジーの配分はドラフト80% UDFA20%ぐらいの割合であるからして、ドラフトが終わると同時にUDFAという楽しみもあるわけです。
ドラフトで指名しなかったWRやTEをUDFAで決めにかかっているレジーですがその選択を見ると職人から勝負師へ変わりつつあるようです。

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Round 1#2 Gareon Conley, CB, Ohio State
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Height:6 ft 1 in (1.85 m)Weight:195 lb (88 kg)
GRADE 6.01
初日の1巡は他チームのトレードアップやらで何かしら予想と狂う傾向にありますが、コンリーを指名がサプライズと思われるとするならばレイプ疑惑が晴れていない中で、1巡指名を受けたということで、能力的には1巡TOPクラスです。今年は豊作と言われたCBで1巡で最初に指名を受けたマーション・ラティモア(NO11位)は同じチームでドラフト前から高い評価を受けていましたが、同校での実績や汎用性からコンリーもラティモアに劣らない評価を受けていました(事実コンバインの記録もラティモアとほぼ同じ記録を残しています)。
結果CBでは、アラバマのマーロン・ハンフリー(BAL16位)とUSCのアドリー・ジャクソン(TEN18位)に次ぐ4番目の指名となりましたが前述した疑惑がなければ、もっと上の順位で指名を受けていた可能性は十分あります。

ここで気になるのは、仮にMLB(ILB)ジャロッド・デヴィス(フロリダ)が24位まで落ちていたらデヴィスを指名していたか否かということ。※デヴィスは1巡21位でDETが指名
その疑問を解決するヒントとしては、ドラッグテストにひっかかったILB(MLB)プロスペクトトップのルーベン・フォスター(アラバマ)をスルーして指名したのがCBコンリーであったことにあります。
レジーが素行を気にするのであれば、種類は違いますがレイプ疑惑のあるコンリーもスルーしていたと思います。
つまり、レジーの中での1巡指名はILB(MLB)ではなかったということになります。
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サイズ、運動能力、ボールスキル、テクニック、タックル能力など、非常にバランスが取れていてスピードもあるコンリーは、すぐにでもスロットで使うことが出来るはずです。
2013年1巡で同じCB D.J.ヘイデンを指名したレジーのリベンジとも捉えられるピックです。
コンリーの疑惑が1日も早く晴れることを願っています。
ハイライトはこちら

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Round 2: #20  Obi Melifonwu, S, Connecticut
オビ・メリフォヌ (コネチカット)
Height:6 ft 4 in (1.93 m)Weight:224 lb (102 kg)
GRADE 5.77
中日となる2日目は2巡と3巡指名。
去年はDE ジハド・ウォード(イリノイ)を指名した2巡。出来れば知ってる選手をと願っていましたが、スマホをチラ見してホッとしました。
メリフォヌは1巡指名を受けても不思議ではない長身且つ抜群の運動能力を持つ長身セーフティです。
実はレジーが1巡のターゲットにしていたのはメリフォヌだったとの話もあります。
コンリーが予想外に落ちてきたことでメリフォヌを1巡指名から外したものの、2巡で操作することなくメリフォヌを指名できたことはラッキーでした。
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3月に開催されたコンバインのフォーティーではセーフティカテゴリで最速4.40を記録し、垂直飛びでも44.0とトップの記録。身体能力はモンスターです。
しかし、カレッジではテクニックでは体躯とスピードに任せたプレーが目立つため、一部にはアル爺的ピックと揶揄する声もあるようですが、R・ウッドソンの指導によりテクニックを身に付ければNFLでトップクラスのSになるとも言われています。
また、SとしてだけでなくDBであればどこでもこなせる汎用性も併せ持っているだけに、コーチ陣としても色々な使い方を考えているようです。
おそらく2017シーズンも、K・ジョセフをSS、R・ネルソンをFSに配置するということになると思いますがメリフォヌはそのどちらにも対応できるポテンシャルを持っていますので、洗練されればジョセフにとっても最高のパートナーとなるでしょう。今後最低8年はオビ&ジョセフのDuoで楽しめそうです。
ハイライトはこちら

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Round 3#94 Eddie Vanderdoes, DT, UCLA
エディ・バンダードーズ (UCLA)
Height:6 ft 3 in (1.91 m)Weight:325 lb (147 kg)
GRADE 5.63

1巡と2巡でセカンダリを指名したレジーが3巡以降でフロント7を指名するのは当然。
3巡で指名したのは、UCLAのDT エディ・バンダードズでした。
UCLAで3年間スターターを務めたバンダードーズは、1年時にFreshman All-Americaに選出され、2年時も順調にキャリアを積むが3年時の開幕戦でACLを断裂しシーズン終了となってしまいますが、復活して挑んだ2016年シーズンは体重の増減などコンディション不足から時折プレーに冴えが見られないこともありました。
しかし、コンバインには減量し臨み運動能力の高さを見せます。
シニアボウルでのインタビューでもACL断裂からの復活で精神的にもひと回り強くなったとコメントしています。

優れたバランス感覚と強い上半身でダブルチームにも対応でき、効果的なパスラッシュの動き からクラブ、スイム、ブルラッシュ、スピン&スピン、カウンターとDLであれば、どこでもこなせる汎用性とテクニックが強みでありレジーのお眼鏡にかなったと言えるでしょう。
ダン・ウィリアムスを放出したことで即戦力を欲しているDTとしてバンダードーズにかかる期待は大きいです。
ハイライトはこちら

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Round 4: #71  David Sharpe, OT, Florida
デヴィド・シャープ (フロリダ)
Height:6 ft 6 in (1.98 m)Weight:343 lb (155 kg)
GRADE 5.68

3巡までにディフェンス3選手を指名したレジーは4巡で流れを変えOTを指名します。
シャープはフロリダゲーターズでLTとして26試合に出場し、同校の息子でQBを務めるHC ジャック・デルリオの息子ルーク・デルリオのブラインドサイドを守っていました。右目が盲目との噂が出ましたが、検査の結果その疑いも晴れ指名に至ったようです。
シャープは必要とされるLT D・ペンのバックアップに入ると思われ、OLコーチのM・タイスはシャープの適正を今後見極めていくことになります。
これにより、課題とされるRTは#74 V・アレクサンダー、#79 D・カークランド、#77 O・ハワード、#73 M・ニューハウスで争うことになりそうです。続きを読む

saha4678 at 01:00|PermalinkComments(12)

2017年04月26日

Joe Mixson指名の願いを突然ぶち壊す男の名はMarshawn Lynch

sahaっす

前回のエントリでは、今年のニーズに合わせた僕なりの希望的観測ということで1巡から7巡までを予想しましたが、ドラフトが迫るにつれ、他チームの指名権や順位を考えたりせずに僕が本当に指名してほしい選手は誰か、RAIDERSを常勝チームへと変貌させるために必要なピースはと考えたとき頭に浮かぶのはオクラホマのRB Joe Mixson です。

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DVなどの素行面が問題視され1巡での指名は無いものと予想されています。
ですが、実力では今年のRBでトップクラス。
RAIDERSのOLをもってすれば、L・マレー以上の活躍が期待できます。
去年のドラフトでレジーは2巡指名が妥当とされていたSS K・ジョセフを1巡14位で指名しましたが、今年もそういうことを考えているんじゃないかと思ってます。
ジョセフが2巡以降の指名と言われた理由はケガの影響によるものなので、ミクソンのそれとは理由が異なりますが、2巡指名とした場合にジョセフが消えているかもという不安もあり、レジーは1巡指名に踏み切ったと考えています。
であるならば、今年も同じようなことが起きる可能性が無いこともないわけです。

また、レジーはミクソンと面談をしており良い印象を持っています。
M・リンチのRAIDERS入りのタイムリミットをドラフト前までとコメントしているのも、ミクソン指名を考えてのことかもしれません。
最近リンチが本気でOAKLANDでキャリアを終えたいと願っているのかも信じられなくなってます。結局金かと。

RAIDERSが1巡でRBを指名したのは、DMCを4位で指名した2008年まで遡ります。
その後は2011年4巡bでT・ジョーンズ、2013年6巡bでL・マレー、2016年5巡でD・ワシントンと中位・下位での指名となり、レジーがGM職に着いた2012年以降は5巡と6巡で2名となります。

ということですが、レジーさん。
お取り計らいのほど宜しくお願い申し上げます。

と締めようと思った矢先Marshawn Lynchと契約合意のニュースimage
ということで新しいエースRBのBeast Modeっぷりをこちらからお楽しみください。
やっぱりスゲエな。

saha4678 at 23:00|PermalinkComments(20)

2017年04月20日

ドラフトまであと少し。

sahaっす

早いもので今年もドラフトまであと少し。

今年のドラフトは4/27~4/29(現地時間)にフィラデルフィアで開催とのことですが、我らがRAIDERSの1巡指名権は昨シーズン12勝を挙げてプレーオフにも出場と素晴らしく躍進したことから24位ということになりました。
ドラフト職人と呼ばれるGMレジーが、改めてその職人ぶりを世に知らしめる良い機会。
2014年を越えるドラフトを見せてもらいましょう。

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まず、2012年1月にRAIDERSのGM職に就いたレジーのドラフトをおさらいです。

2012
4勝12敗
3巡 OG T・バーグストロム(ユタ)
4巡 OLB M・バリス(サンディエゴ)
5巡a DE J・クロフォード(ペンシルベニア州立)
5巡b WR J・クライナー(アリゾナ)
6巡 DE C・ビクキディ(ジョージア州立)
7巡 OLB N・スタパー(ペンシルベニア州立)

当時39才のデニス・アレンがHCとなった新体制。その前にGMとして招聘されたドラフト職人レジーの初陣は、2011シーズン中のC・パーマー獲得の代償としてCINとのトレードで1巡を失い、2巡も前年のドラフトでNEとのトレードアップで失っており、1巡2巡の指名権は3巡からのスタート。結果指名したのが26才のOGバーグストロム(現HOU)でした。

2013
4勝12敗
1巡 CB D.J ヘイデン(ヒューストン)
2巡 OT M・ワトソン(フロリダ州立)
3巡 OLB S・ムーア(コネチカット)
4巡 QB T・ウィルソン(アーカンソー)
6巡a TE N・カサ(コロラド)
6巡b RB L・マレー(セントラルフロリダ)
6巡c TE M・リヴェラ(テネシー)
6巡d DT S・マギー(オクラホマ)
7巡a WR B・バトラー(サンディエゴ)
7巡b DE D・バス(ミズーリウェスタン)

2013年ドラフトは1巡でCB D.J ヘイデンを指名。それから4年後の今オフチームはD.Jとの再契約を見送りD.Jは新天地DETへ去りました。
DT豊作と言われたこの年、RAIDERSもDL、特にDTを欲していた中、1巡3位の指名権をMIAとの交渉によりトレードダウンし12位でD.J ヘイデンを指名。
この選択は後にレジー最大の汚点となりました。
2巡ワトソンは同地区ライバルDENへ移籍し、エースRBの6巡bマレーはMINへ。
個人的にお気に入りのTEだった6巡cリヴェラがJAX、昨シーズン良いところを見せていた6巡dマギーがWASと、2013組は一人残らずRAIDERSを去っていきました。
そして、この年のUDFAマグロインもPHIへ。


2014
3勝13敗
1巡 OLB K・マック(バッファロー)
2巡 QB D・カー(フレズノ州立)
3巡 OG G・ジャクソン(ミシシッピ州立)
4巡a DT J・エリス(ルイジアナ工科)
5巡b CB K・マギル(ユタ)
7巡a CB T.J キャリー(オハイオ)
7巡b DE S・ハリス(イリノイ州立)
7巡c SS J・ダウリング(ウェスタンケンタッキー)

奇跡の当たり年となった2014ドラフト。
1巡5位指名のマックが2年連続オールプロとなり2016のDPOYを受賞するなど1巡指名として文句なしの大活躍
そして、2巡36位で指名したカーはフランチャイズQBへと成長しました。
3巡ジャクソンはリーグトップクラスのOLを支える一人となり、4巡エリスもDLで先発クラスとして踏ん張り、7巡キャリーはセカンダリーとしての汎用性を持つ頼れる存在となっています。

2015
7勝9敗
1巡 WR A・クーパー(アラバマ)
2巡 DT M・エドワーズJr.(フロリダ州立)
3巡 TE C・ウォルフォード(マイアミ)
4巡 OG J・フェリシアーノ(マイアミ)
5巡a ILB B・ヒーニー(カンザス)
5巡b OLB N・ボール(フロリダ)
6巡 OLB M・バレス(ヴァージニア)
7巡a OL A・モリス(テネシー州立)
7巡b WR A・デボース(フロリダ)
7巡c CB D・マクドナルド(カンザス)

HCがジャック・デルリオ新体制となった2015年シーズン。RAIDERSは前シーズン3勝13敗ながら、フランチャイズQBとしての道を歩み始めたカーの相棒として1巡4位でクーパーを指名。クーパーは期待に応えて1,000Yds越えの活躍。
2巡でマリオ、3巡ウォルフォードを指名。

2016
12勝4敗
1巡 SS K・ジョセフ(ウェストヴァージニア)
2巡 DE J・ウォード(イリノイ)
3巡 DE S・キャルフーン(ミシガン州立)
4巡 QB C・クック(ミシガン州立)
5巡 RB D・ワシントン(テキサス工科)
6巡 OLB C・ジェームズ(コロラド州立)
7巡 OG V・アレキサンダー(LSU)

昨年のドラフトは、個人的に指名してほしかったK・ジョセフ※GRADE5.96の1巡指名で喜び勇むも2巡J・ウォード※GRADE5.67と3巡C・キャルフーン※GRADE5.70の指名にがっかりしたのも事実。結果的にも1年目を見る限り、成功したとは言い難く、4巡はトレードアップしてC・クック指名のサプライズ。当時は2016シーズンオフにFAとなるマグロインの去就、クックを欲していたチームとのトレードなどの憶測が飛び交いましたが、カーのバックアップはFAのベテランでも良かったと思います。
1年目だけを見ると、ウォードとキャルフーンよりも、5巡のD・ワシントンや6巡 C・ジェームズ、7巡 V・アレキサンダーという下位指名の選手がチームに貢献。

2017
さて、今年は1巡(全体24位)/2巡(全体56位)/3巡(全体88位)/4巡(全体129位)/5巡(全体168位)/6巡(全体208位)/7巡a(全体242位)/7巡b(全体244位)と8つの指名権を持つRAIDERS
ニーズは高い順にMLBDTCBOTFSRBWRという感じです。
各ポジションの現状とプロスペクトTOP5 by CBSは以下。

MLB(ILB)(OLB)
FAでJ・ジェンキンス(元MIA)と1年契約を結び、M・スミスの抜けた穴埋めをするも、ニーズであるMLBについては、FAでトップILBであったD・ハイタワー(NE→NE)、2番手として市場に出ていたZ・ブラウン(BUF→WAS)との契約に至ることはありませんでした。
2016シーズン途中から加入し、4-3MLBとして求める水準には届かないものの一定の活躍を見せたP・ライリーJr.はFAまま。
3年目のB・ヒーニーと2年目のC・ジェームズにM・スミスでは補うことが難しかったILBとしての成長に期待するしかない状況。
また、A・スミスの復帰が不透明な状況下、K・マックとB・アーヴィンというエッジラッシャーに加えてもう1枚アウトサイドを担うILBとしても活躍が期待できるバーサタイルなOLBも欲しいところ。

ILBプロスペクトランキングTOP5

ルーベン・フォスター (アラバマ)
Reuben Foster,ILB Alabama, Sr
レイクワン・マクミラン (オハイオ州立)
Raekwon McMillan,ILB Ohio State, Jr
ジャロッド・デヴィス (フロリダ)
Jarrad Davis,ILB Florida, Sr
ケンドール・ベックウィズ (LSU)
Kendell Beckwith,ILB LSU, Sr
アンソニー・ウォーカー Jr. (ノースウェスタン)
Anthony Walker Jr.,ILB Northwestern, rJr

OLBプロスペクトランキングTOP5

ハーソン・レディック (テンプル)
Haason Reddick,OLB Temple, rSr
ザック・カニンガム (ヴァンダービルト)
Zach Cunningham,OLB Vanderbilt, rJr
タカリスト・マッキンリー (UCLA)
Takkarist McKinley,OLB UCLA, Sr
タイアス・バウサー (ヒューストン)
Tyus Bowser,OLB Houston, Sr
T.J.ワット (ウィスコンシン)
T.J. Watt,OLB Wisconsin, rJr

DT
D・ウィリアムスをカット。
S・マギーが今オフWASへ移籍し、今オフFAとなり目玉だったDT D・ポー(KC→ATL)の獲得もは送られことにより穴埋めの補強も無くデプス的に厳しいのがDT。
J・エリスとマリオ・エドワーズJr.、D・レイサムらDTとJ・ウォード、D・オートリといった本来DEの面々を2016シーズン同様DTとして回していくことになり、RAIDERSとしては最優先のニーズとなりました。

DTプロスペクトランキングTOP5

ジョナサン・アレン (アラバマ)
Jonathan Allen,DT Alabama, Sr
マリック・マクドウェル (ミシガン州立)
Malik McDowell,DT Michigan State, Jr
カレブ・ブラントリー (フロリダ)
Caleb Brantley,DT Florida, rJr
ラリー・オグンジョビ (シャーロット)
Larry Ogunjobi,DT Charlotte, rSr
クリス・ウォームリー (ミシガン)
Chris Wormley,DT Michigan, rSr

CB
D・エマーソンとS・スミスという両翼コンビにはシーズン通して安定した守備を期待していますが、2017シーズンはレギュラーシーズンだけでなく、その先のプレーオフも鑑みると色々なことが起こりうるでしょう。
レジーが愛したD.Jはドラ1として覚醒することなくチームを去りINDへ移籍し、万能T.J キャリーは良い選手ではあるもスピードが足りず。
欲しているのは、ディープに入るスピードのあるスロットコーナーですが、エマーソン&スミスに何か起きた時に穴埋めが出切るルーキー。
豊作と言われるCBは2巡から3巡でも十分即戦力となる選手の指名が可能なだけに1巡で安易に指名するのではなく、熟考のうえ2巡以降での指名を希望。

CBプロスペクトランキングTOP5

マーション・ラティモア (オハイオ州立)
Marshon Lattimore,CB Ohio State, rSo
マーロン・ハンフリー (アラバマ)
Marlon Humphrey,CB Alabama, rSo
トレイダビャス・ホワイト (LSU)
TreDavious White,CB LSU, Sr
ケヴィン・キング (ワシントン)
Kevin King,CB Washington, Sr
ガレオン・コンリー (オハイオ州立)
Gareon Conley,CB Ohio State, rJr

OT
RT争いを演じていたM・ワトソンとO・ハワードでしたが今オフFAとなったワトソンがDENへ移籍。
今オフ狙い目だった元DETのR・リーフはMINへ移籍し、現状ではO・ハワードとRT争いを演じることになると予想されるのがFAで獲得したM・ニューハウス。
ここに2年目のG/TのV・アレキサンダーが参戦する格好となります。
LTについては2017シーズンでキャリアを終えるであろうD・ペンの後継者を考えなければいけません。
レジーの中で、1年目はRT先発、2年目にLTを任せられるような逸材が24位まで落ちてくれば1巡指名の可能性もあり。下位でのスリーパー獲得にも期待。

OTプロスペクトランキングTOP5

ライアン・ラムチク (ウィスコンシン)
Ryan Ramczyk,OT Wisconsin, rJr
ギャレット・ボールズ (ユタ)
Garett Bolles,OT Utah, Jr
キャム・ロビンソン (アラバマ)
Cam Robinson,OT Alabama, Jr
テイラー・モートン (ウェスタンミシガン)
Taylor Moton,OT Western Michigan, rSr
ロデリック・ジョンソン (フロリダ州立)
Roderick Johnson,OT Florida State, Jr

FS
現状2017シーズンまでの契約であるFSのR・ネルソンと2016年のドラ1のSS K・ジョセフが先発に。今オフFAとなったN・アレンがMIAへ移籍し、B・トラフィックまでもがTENへ移籍したことで、バックアップは不安定なパフォーマンスのK・マギルのみと厳しい状況なだけに、期待が持てるネルソンの後釜がほしいところ。

FSプロスペクトランキングTOP5

マリック・フッカー (オハイオ州立)
Malik Hooker,FS Ohio State, rSo
ブッダ・ベイカー (ワシントン)
Budda Baker,FS Washington, Jr
デズモンド・キング (アイオワ)
Desmond King,FS Iowa, Sr
マーカス・ウィリアムズ (ユタ)
Marcus Williams,FS Utah, Jr
マーカス・メイ (フロリダ)
Marcus Maye,FS Florida, rSr

RB
エースRB L・マレーがMINへ移籍。
2016シーズンに活躍してくれた、J・リチャードとD・ワシントンという豆タンコンビも良いですが、マレーようなプレースタイルとは違います。
ショートヤードを確実にゲインすることが出きるRBがほしいところです。

ドラフトまでにM・リンチがRAIDERS入りが決まったとしても今年31を迎えるビーストモードに期待できるのは2017シーズンのみ。
近い将来エースとなりうるRB指名は必須です。

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RBプロスペクトランキングTOP5

リオナード・フォーネット (LSU)
Leonard Fournette,RB LSU, Jr
ダルビン・クック (フロリダ州立)
Dalvin Cook,RB Florida State, Jr
クリスチャン・マキャフリー (スタンフォード)
Christian McCaffrey,RB Stanford, Jr
アルヴィン・カマラ (テネシー)
Alvin Kamara,RB Tennessee, rJr
ジョー・ミクソン (オクラホマ)
Joe Mixon,RB Oklahoma, rSo

WR
A・クーパーとM・クラブツリーとリーグ屈指の2トップに加え3スロットに入るのはre-signした無敗男 S・ロバーツとFAで獲得したC・パターソン。
パターソンのリターナーとしての能力に疑問の余地はなし。BUFへ移籍したA・ホームズのような長身のスーパーサブ的なルーキーが欲しいところ。

WRプロスペクトランキングTOP5

コーリー・デヴィス (ウェスタンミシガン)
Corey Davis,WR Western Michigan, Sr
ジョン・ロス (ワシントン)
John Ross,WR Washington, rJr
マイク・ウィリアムズ (クレムソン)
Mike Williams,WR Clemson, rJr
カーティス・サミュエル (オハイオ州立)
Curtis Samuel,WR Ohio State, Jr
クリス・ゴッドウィン (ペンシルベニア州立)
Chris Godwin,WR Penn State, Jr続きを読む

saha4678 at 08:30|PermalinkComments(9)